プラセンタ注射は、人の胎盤から抽出されるもので、医療機関で受けられます。
当院では、厚生労働省で認可されているヒトプラセンタのラエンネック・メルスモン(自費治療)を扱っております。
効果としては、自然治癒力の強化にあります。抗酸化作用、抗老化作用、抗炎症作用などは早くから言われており、疲労回復、細胞再生効果、ニキビ・アトピー性皮膚炎の改善、美肌効果、更年期障害(のぼせ・冷え性・不眠・イライラ・肩こりなど)の改善、肝機能障害の改善などがあります。
従来の美容などの適応以外に、抗炎症作用の効果を、潰瘍性大腸炎・クローン病の方への補助療法としても期待できます。専用のお薬に副作用がみられ治療にお困りの方、普段お薬でコントロールができているものの、時折体調を崩される方などにおすすめです。なお、効果には個人差がありますのでご了承下さい。
薬剤を腕に1回1アンプル、もしくは2アンプルを皮下注射または筋肉注射します。
最初の2週間は、週に2~3回2アンプルずつ注射、もしくは毎日1アンプルずつ注射を行うと効果が実感しやすいと言われます
効果を感じられたら、次の2週間には週に2~3アンプルずつ注射を行います。
重篤な副作用は報告されておらず、あるとすれば注射部位の発赤や硬結ぐらいです。
献血を行うことができなくなります。これは注射によってクロイツフェルト・ヤコブ病(ヒトに感染する狂牛病)に感染するリスクが0%と言えなくなるためです。ちなみに、プラセンタを注射したことでクロイツフェルト・ヤコブ病に感染した例は1例もありません。献血はできなくなりますが、輸血を受けることは問題ありません。