なかむら胃腸肛門クリニック


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温水便座について

温水便座は温水で洗い流すことで清潔さを保ち、痔疾患の症状の緩らぐと思われがちですが、使い過ぎて症状が悪化したり、感染症になることはご存知でしょうか?

温水便座の使い過ぎにはいくつかの問題点があります。先ずは、痔疾患の症状や進行度によっては、使用により悪化することがあります。そして、長時間使用しますと、皮膚の自然な保湿機能が低下して乾燥が起こり、皮脂膜はがれがおこります。皮脂膜のダメージにより、感染に対する防御機能が低下し、感染をひき起こす結果になります。

長時間の使用はお避けください。水圧は緩めで、5秒程度の使用をお勧めします。そして、ノズルは日々清潔に保つようお願いします。

温水便座の利用についてご不明なことがありましたら、お気軽にご相談ください。

 

おしりを清潔に

おしりは、入浴時、短い時間で石けん少量で、手で洗って下さい。トイレットペーパーだけで簡単に拭けるおしりが、健康であると常日頃考えております。

(2023.10.25)

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