なかむら胃腸肛門クリニック


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ALTA療法

ジオン注射の写真

ALTA(ジオン注射)とは、排便時あるいは普段からイボが出たままになっているような「脱出を伴う内痔核」に対して、切らずに注射による治療を可能にしたお薬です。

現在ALTA療法は内痔核治療法研究会で講習を受けた医師のみができる手技です。薬剤の効果は高く、根治術レベルの治療効果です。

当クリニック院長は、現在まで当院、他院合わせて1000件以上治療を行ってきました。日帰り手術の痔核治療では、ALTA療法は必要不可欠な治療法であると考えています。

ALTA療法(ジオン注射)とは

ALTA = Aluminum potassium sulfate hydrate + Tannic Acid

主成分:硫酸アルミニウムカリウム水和物 +タンニン酸(出血や脱出を改善する)
適応:内痔核あるいは、粘膜脱のある粘膜
効果:出血が見られなくなる。脱出や、肛門の腫れがなくなる。

四段階注射法

四段階注射法のイラスト図

ジオン注射は、ひとつの痔核に対して4か所に分割して投与します。安全に、効果を十分に発揮するためには、適切な量を、適所へ注射することが大切になります。

痛みの少ない領域の治療のため、無麻酔、局所麻酔下にて行うことができます。 ただし、治療効果の高い薬剤である反面、いくらか合併症がみられることがあります。

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