なかむら胃腸肛門クリニック


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きれ痔(裂肛)

裂肛(きれじ)のイラスト図

排便時の外傷、下痢が原因となります。慢性化すれば傷口は潰瘍化され、肛門ポリープ、見張りいぼを形成します。

潰瘍が悪化すれば肛門狭窄をきたします。また女性に多く、前後にできやすいです。

症状

痛み、出血、熱感など

治療法

保存療法として、局所の安静と軟膏、消炎鎮痛剤、緩下剤を用いることが大半です。

繰り返す出血、疼痛や強度の肛門狭窄がある場合は、裂肛切除術や、肛門狭窄に対する肛門拡張術、肛門形成術といった治療が必要になることもあります。