潤滑材を塗布し、経肛門的に肛門・下部直腸を観察します。肛門は一般に大腸カメラでは非常に観察しにくい場所であり、病変が見逃されることもある為、肛門・直腸内視鏡検査は非常に重要な検査です。
当院の肛門科の初診の患者さんには希望に応じ、デジタルアノスコープを使用して、全例モニターにて病状を説明しております。
前処置としては特に必要ありませんが、診察前に排便を済ませて頂きますと、充分な検査となります。
内痔核、外痔核、肛門ポリープ、血栓性外痔核、急性裂肛、慢性裂肛、痔瘻、肛門管癌、直腸癌、直腸炎、肛門周囲炎、潰瘍性大腸炎、クローン病、尖圭コンジローマなど
当院は、荒川製作所のデジタルアノスコープ(直腸・肛門用カメラシステム)を完備しております。